今年を振り返る(2) ーPCが壊れた (再録)
DATE: 12/17/2014 03:06:42 PM MicroATXのマザーボードなのでケース内部はガラガラです
*これは昨年の投稿ですが、引っ越しの時に私の不手際で消えてしまいました。再度ここに投稿させていただきます。
20013年1月に組んだPCが壊れてしまいました。今年の10月のことでした。
Intel Core i5が焼けてしまったのです。おそらくはCPUのクーラーファンが壊れて送風を停止し、高熱でCPU内部が溶けてしまったのでしょう。マザーボードのASUS P8Z77-Vの警告音も鳴りませんでした。Intelは5年保証だったので、買ったツクモ経由でインテルに交換を求め、1週間後に戻ってきました。
原因は結局わかませんでした。CPUファンが壊れたのは、製造工程の問題だと思います。
しかし、マザーボードに欠陥があった可能性も否定できません。
給電側に何らかの故障が生じたことも考えられます。インテルからも、ツクモからも原因についての説明はありませんでした。
戻ってきたCore i5をソケットに差し込むときに、向きを誤ってしまい、ソケットピンを潰してしうという大ミスをやってしまいました。愚かさ極まれり。深刻な老化現象です。
すぐ、ツクモと相談して代わりのマザーボードを買うことにしました。
ところがここでも問題が起きました。
今やソケットLGA 1155を載せたマザーボードは少なくなり、時代はLGA 1150ソケットのHaswell 世代へと代わっていたのです。
ツクモの電話相談相手は、LGA1155を載せたマザーボードをまた買うという私の希望を聞いて、いまさらこのCPUを使い続けるよりもHaswellにしたほうが将来性があるから、LGA1150にしたほうが良いんじゃないかという意見でした。
そうかもしれない、しかし私はもうしばらくこのIvyBridgeを使い続けたいと言いました。すると相手は短期的に使うなら高額のチップセットを載せたマザーボードではなく、このひとクラス下のチップセットを使うのも良いのではないかと提案してくれました。
彼が薦めてくれたのは、GIGABYTEのB75M-D3HというMicroATXマザーボードでした。これは値段も安くて、7千円でした。相談した相手は、しきりにチップセットのB75はZ-77より下位であることに私の理解を求めていました。それは承知之助です。
このチップセットでもUSB3.0は付いているし、処理速度を除けばこれでいいんじゃないかと思いました。そして、これを買うことにしました。
組み上げたPCは、私の用途でほとんど不自由はありません。
負担のかかることはしないので、以前のマザーボードと変わりありません。遅いと感ずることはありますが、それがインターネット回線のADSLによるものなのか、別の原因なのかわかりません。
この事件で、PCの組み立てが面倒になってきました。
しかし、Windows 10と新しいCPUが出てくると、また心が動くことになるかもしれません。技術屋の息子は、安くて速いLaptopがでているのだから、そろそろ変えてみたらと老人をいたわる言葉をかけてくれます。
今年8月に、IntelはHaswell-Eの最上位となる8コアモデル「Core i7-5960X」を売り出しました。このCPUはプロ相手の将棋戦で勝ったあのロボットに載せていたものです。