My Hatena Blog

80歳を越えた。身体が動かなくってきた。しかし思いは自由に羽ばたく。世界を駆け巡る。

戦争と平和

8月は祈りの月

太平洋戦争で私の大好きだった二人の叔父が亡くなった。 敗戦の色濃い戦争末期の沖縄、アメリカ軍の猛攻にさらされ降伏間近の日本軍が、上陸するアメリカ軍に向かって突撃したとされる。もちろん二人は別々の場所で亡くなった。遺骨は戻ってこなかった。 叔…

9月が過ぎ去る前に

9月が去る前に、どうしてもこれだけは忘れてはならないと思いながら、つらい写真を見る。 http://www.huffingtonpost.jp/2015/09/11/911-photo_n_8120642.html?utm_hp_ref=japan

追悼の8月

庭の百日紅 私にとって悲しい8月が来て、去ろうとしている。8月になると、小学生だった私を可愛がってくれた二人の叔父を偲ぶ。一人の叔父は満州から招集され、許婚を東京に残して沖縄で戦死した。もう一人の叔父は、乳飲み子と若い妻を残し、六本木の連隊…

8月15日は敗戦の日

昨日は「敗戦の日」でした。多数の国民を犠牲にして無条件降伏し、やっと終わった太平洋戦争のことを考えない年はありません。 戦争を知らない世代が多数を占める時代になってきた、と強く感じたのが、この日を報じるテレビの特集でした。 それは8月15日…

空はつながっている

6月23日、沖縄県糸満市の平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式が開かれました。同県石垣市立真喜良小3年の増田健琉(たける)君(8)が、「空はつながっている」と題した自作の詩を読み上げました。 空はつながっている 石垣市立真喜良小学校3年 増田健琉…

大詔奉戴日

今日は12月8日。 私の小学生時代は、大詔奉戴日と呼ばれていた。 1941年12月8日、日本軍がハワイ真珠湾のアメリカ艦隊を攻撃し、太平洋戦争が始まった日だ。 われわれ「国民学校」に通う「少国民」は、それが何を意味するのか、これから一体どうなるのか、全…

8月は鎮魂の月 再び

太平洋戦争が終わってから68年が経ちました。毎年迎えるこの月は、日本人の誰もが負っている心の傷が疼きます。 今の世の中は、なんとなく、かつての戦争前の雰囲気が漂って来ます。人間は忘れやすい動物です。自分もそうです。 私の大好きだった二人のおじ…

へいわってなにかな。ぼくは、かんがえたよ。

へいわって すてきだね。 へいわってなにかな。ぼくは、かんがえたよ。 おともだちとなかよし。かぞくが、げんき。 えがおであそぶ。ねこがわらう。 おなかがいっぱい。やぎがのんびりあるいている。 けんかしてもすぐなかなおり。ちょうめいそうがたくさん…

12月8日は「大詔奉戴日」だった

12月8日は太平洋線戦争開始から71年目だった。 この戦争による日本人の死者の数は、軍人が230万人、一般人が80万人に上る。 ----------------------------------- 天佑ヲ保有シ萬世一系ノ皇祚ヲ踐メル大日本帝國天皇ハ昭ニ忠誠勇武ナル汝有衆ニ示ス 朕茲ニ米…

67年目の夏

アメリカが原子爆弾を広島に投下した日から、今日で67年目です。 小学校6年生だった私は、8月15日の敗戦の日とともに、この日を鮮明に覚えています。 翌日、「新型爆弾投下」と大きく報ずる新聞を見ながら、周りの大人たちは声を潜めて、戦争に負けるのでは…

8月は鎮魂の月

8月は私にとって鎮魂の月です。 小学生のころ、私が大好きだった叔父ふたりを戦争で亡くしました。 叔父の一人は父の実弟で、満州の牡丹江で働いていました。東京に許婚がいたのですが、現地で招集され、その後沖縄へ派遣されました。もう一人の叔父は、母…