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80歳を越えた。身体が動かなくってきた。しかし思いは自由に羽ばたく。世界を駆け巡る。

大晦日に今年を振り返る。

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正面に見えるのは初島  通院している歯科から見える景色です 


 1月。ある老人ホームから突然電話があり、母を受け入れてくれることになりました。

申し込んでから何年経ったか忘れるほど永い間待ちました。
母の生まれ故郷であり、何よりも当人が希望していた温泉に入れる施設でした。
当人は102歳になり、もはや介助なしには生活できません。
痴呆症も進んできました。
私ども家族にとっての永年の最大課題が、やっと一つ解決しました。
 
 

 4月。私ごとですが、思い切って白内障の手術を受けて、明るい視界と色彩を与えられました。
世界が全く変わりました。
これで十年来悩んでいる頭重が治るかもしれないと、淡い期待をしましたが、それは叶いませんでした。
 

 8月。一昨年に我が家の改修をした時に世話になった1級建築士から強く薦められて、歯の咬合を治す歯科医を紹介されました。
彼の妻が10年以上前から続いていたひどい偏頭痛が、その医師の治療で完治したというのです。
だまされたと思って行けという、彼の強い言葉に背中を押されて、車で片道1時間弱かかるその医院まで通うことにしました。
まだ自覚できる効果は現れていませんが、藁をもつかむ思いにかられて通っています。
数カ月後にどうなるか楽しみです。
 

 暮れも押し詰まって、忘年会で楽しい時間を過ごしましたが、その晩から食中毒症状になってしまいました。
翌日と翌々日の二日間は高熱にうなされて、何も食べられません。
水分を取るのもやっと。
3日目にようやく熱が下がり、僅かな量の食事を取りました。
医者にも行けず、ひたすら耐えました。数日後にやっと家庭医に行きました。
体調が悪い時に胃腸に負担をかけたのでしょう、という診断で出す薬はないと言われました。

 今年は、慌ただしい一年でした。季節の変化にも気づかないほどでした。